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レンタカーの業務内容を解説(アルバイト編)

レンタカー
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この記事は、レンタカー業界でアルバイトを考えている方へ向けた内容です。

この記事を読むと、以下のようなことがわかります。

  • レンタカーの業務内容(アルバイトが行うもの)
  • 車の知識がゼロでも問題無い理由
  • アルバイトでレンタカーの仕事をする方法

10年間レンタカー業界に身を置き、店長も経験した筆者がそれぞれ解説していきます。

レンタカーの業務内容(アルバイトが行うもの)

まずはレンタカーの業務内容について解説します。

レンタカー業務において、アルバイトの方が行う業務には以下のようなものがあります。

  1. 回送
  2. 洗車
  3. 電話対応
  4. 車両引当(上級者)
  5. カウンター接客(上級者)

回送

商品であるレンタカーを別の場所へ移動、または別の場所から移動してくる作業です。

運転免許証を持っていれば、誰にでも出来る簡単なお仕事です。

ただし、安全運転でレンタカーを移動させるだけではなく、以下のような項目に異常が無いかも合わせてチェックします。

  • エンジンの掛かり具合、回転数、音
  • ブレーキを踏んだ感触、効き具合
  • スイッチ類の動作
  • 灯火類の動作
  • ハンドルの感触、振動
  • 走行中の違和感など

異常のある車両を走らせるのは、そもそも危険であるし、移動が完了したところで貸出も出来ないので、運転手が責任をもってチェックします。

洗車

商品であるレンタカーを貸し出せる状態にする為の作業です。

作業工程は以下の通りです。

  1. チェックシートに基づく日常点検項目の実施(灯火類、エンジンルーム内、タイヤ・ホイール、エアコン、警告灯表示、車検・点検期限など)※異常が見られれば上司に報告して、この時点で貸出出来ないようにしてもらいます。
  2. 車体の汚れを水で洗い流す(外側洗車)
  3. 車内を掃除機や雑巾等で清掃する(内側洗車)
  4. 傷のチェック(貸出時に傷が無いことが大前提だが、稼働状況によっては傷が付いた状態で貸し出さざるを得ない場合がある為)
  5. 日常点検結果と傷チェックを記入したチェックシートを作成・提出

以上の工程を、レンタカーそれぞれについて行います。

電話対応

レンタカーについての問い合わせや、事故などの緊急連絡は店舗に電話が掛かってきます。その際の対応、または対応出来る者への取り次ぎはアルバイトでも行います。最初の内は、何を聞いておけば良いかもわからないと思います。慣れるまでは確認してから折り返すようにすると良いでしょう。

特に事故の連絡だった場合は、速やかに上司へ報告・取り次ぎます。借りて行った本人や同行者、相手方、保険会社、警察など、連絡が来るケースは様々ですが、事故の場合は素早い対応が求められるので、意識して行動する必要があります。

最近はWEB経由での予約が増えてきている為、電話が掛かってくること自体がだいぶ少なくなった印象があります。

車両引当(上級者)

ここからは、ある程度経験を積んでからの業務となります。

電話で予約を受け付けたら、どのレンタカーを使うかを決めていきます。これを車両引当と言います。予定と予定をうまくつなぎ合わせていく感覚は、パズルに近いものがあります。複数の予約を、いかにして1台のレンタカーに集約し一本につなげるか・・・これが達成出来た時の快感はたまりません。

車両引当は基本的にパソコンでシステムを使って作業します。パソコン操作に特別なスキルは必要ありませんが、システムを使うにあたりレンタカーに関する知識が必要となります。システムを使いこなせるようになるまでが一つのハードルとなりますが、システム自体は使いやすいように考えて作られていますので、1週間もすれば慣れると思います。

カウンター接客(上級者)

レンタカーの貸出、返却を行う業務です。

業務自体は基本的には機械を使用します。基本的には画面の指示に従って行うだけなので、操作自体は難しくは無いです。お客様を目の前にしての業務ですので、コミュニケーション力に加え、車両や補償の知識が必須となります。

業務は以下のような流れとなります。

  1. 契約内容の確認(車種、利用時間、返却場所、備品の有無、補償内容など)
  2. レンタカー利用説明(燃料、事故など)
  3. 金銭受領

ここまで終わったら、お客様を車両へ案内します。

チェックシートをもとに傷確認、車内の装備説明、チャイルドシートなど備品の説明などを行います。お客様を車両へ案内するのは、別のスタッフが対応する場合もあります。

車の知識がゼロでも問題無い理由

ここまでアルバイトの方が行う業務内容について解説してきました。

意外と業務量が多く、車の知識は必須のように感じられるかもしれませんが、最初は車の知識ゼロでも問題ありません。というか「運転免許証は持っています」の知識レベルで大丈夫です。

理由は「自然と身に付くから」です。

アルバイトで点検する項目は、日常点検の範囲です。運転免許証を取得するために、教習所で一度は勉強している内容です。もちろん、車種によってエンジンの場所やバッテリーの場所などが異なる場合もありますが、1日に数十台の点検を行うので、すぐに覚えます。

車好きであれば、興味を持ってより覚えやすいかなという感じです。

日常点検の範囲を超えた点検や、事故・故障の修理は専門業者に依頼します。

アルバイトでレンタカーの仕事をする方法

ここまででレンタカーの仕事に興味が出てきた方は、ぜひ実際に働いてみましょう。

アルバイトでレンタカーの仕事をする方法は主に3つです。

  • ハローワークで求人検索する
  • 店舗に問い合わせる
  • 会社の求人ページから応募する

ハローワークで求人検索

まずはハローワークへ行き、レンタカーの求人を探してみましょう。実際応募する際もハローワークの紹介だとスムーズです。

店舗に問い合わせる

自分が働きたい会社が決まっている場合は、店舗の従業員に尋ねてみるのも良いと思います。

その場で面接等の確約は出来なくても、従業員から人事の人に話を通してもらうことは出来るかと思います。特に大型連休や夏季の繁忙期は増員することが多いので、その前に問い合わせてみると良いと思います。

会社の求人ページから応募する

会社の求人ページから応募できる場合は、インターネット経由で応募するのも良いでしょう。

ただし、業務形態によっては求人情報を出していないこともあります。私が勤めていた会社では、レンタカーの求人はホームページに載っていませんでした。

まとめ:レンタカー業務は未経験からでもOK!

いかがでしょうか?今回はアルバイトが行うレンタカー業務について解説しました。

レンタカーの仕事はアルバイトとはいえ業務量が多く、覚えるのも行うのも最初は大変です。特に「回送」と「洗車」は、業務というよりは作業でしかないので、人によっては退屈に感じるかもしれません。

これは個人の意見ですが、レンタカー業務の醍醐味は、お客様からの「ありがとう」です。

仕事や旅行、引っ越しなど、その利用目的は様々ですが、お客様が無事に戻られて「ありがとう」の言葉を頂けたときの達成感は言葉では表せないです。

今回レンタカーの仕事に興味を持っていただけた方は、ぜひお客様から「ありがとう」と言っていただけるような仕事を目指してみてください。

そのための第一歩として、アルバイトでレンタカー業務を経験してみていただければと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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