防寒対策用に、新しくカイロを購入しました。
今回購入したのはこちらの「ハクキンカイロ」です。
ご存じの方も多いのではないでしょうか?
ハクキンカイロとは?
1923年(大正12年)に的場仁市さんという方が発明した商品で、白金懐炉(ハクキンカイロ)と命名されたのが始まりだそうです。
燃料はベンジンですが、燃焼させて熱を得ている訳ではありません。
ベンジンの気化ガスが、白金(プラチナ)を触媒として化学反応を起こし、その際の発熱を利用したカイロです。
生成物も、炭酸ガスと水であり、環境に優しいカイロとなっています。
開封~中身確認~
さて、早速開封してみます。
- 左上・・・ハクキンカイロ本体
- 右上・・・カイロ専用袋
- 左下・・・注油カップ
- 右下・・・取扱説明書
シンプルな構成です。
本体のサイズは68×101×15(mm)となっています。
私の場合は、丁度良い大きさです。
ちなみに、もう少し大きい「ハクキンカイロGIANT(ジャイアント)」という商品もあります。
ハイパワー、長時間が好きな方は、こちらが良いでしょう。
注油~燃料であるベンジンを注油する~
それでは、ベンジンを注油していきます。
最初に本体から「火口(ほくち)」を取り外します。
取り外した火口。
中のモシャモシャしたものがプラチナ触媒です。
本体の中には、綿が詰めてあります。
この綿にベンジンが浸透して、徐々に気化していくようになっています。
注油カップをセットした状態がこちら。
この状態でベンジンを注いでいきます。
ちなみに、注油カップはこのようになっています。
カップ部分を90度回転させると
中央に穴が開いているのが分かります。
確実に定量のベンジンを入れられる仕組みになっています。
点火~プラチナの触媒反応を開始させる~
いよいよ点火です。
点火と言っても、燃やす訳ではありません。
マッチやライターの火を近づけて、プラチナの触媒反応を開始させるのに必要な温度を与えてやります。
わずか数秒加熱するだけで、触媒反応が始まり温かくなってきます。
即効性は抜群です。
使い捨てカイロや、電気カイロとは比較にならないぐらい早く温かくなります。
しばらくすると、素手では触れない位まで熱くなりました。
専用袋に入れると、丁度良い温度になります。
まとめ
今回はハクキンカイロをご紹介しました。
- すぐに温かくなる。(即効性がある)
- かなりの発熱。(素手では触れない)
- 繰り返し使える。(経済的)
- 環境に優しい。(地球LOVE)
ということで、まだまだ寒い日が続くこの時期に、大活躍しそうなハクキンカイロです。
今回は公式サイトからオンライン購入しました。
ホームセンターやドラッグストアにも置いてあるそうです。
見かけたら試してみてはいかがでしょうか。
燃料となるカイロ用ベンジンは、指定の物がおすすめです。
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