この時期多くなる、灯油をこぼす事故
この時期になると、ストーブやヒーターなどの暖房器具を使うようになり、灯油を扱う機会も増えるかと思います。
同時に増えてくるのが、灯油をこぼす事故です。
特に、車で灯油の入った容器を運搬中、車内へ灯油をこぼしてしまうととても大変です。
レンタカーでもそのような事故が多発しましたので、対処に苦労しました。
そこで今回は、車内へ灯油をこぼしてしまった時に行った対処法をご紹介します。
少量であれば自力で対処することも可能ですので、いざという時の参考になれば幸いです。
車内へ灯油をこぼした時の対処法
私が普段行っている対処法は以下の通りです。
- キッチンペーパー、新聞紙、布(タオル等)で吸い取ります。※カーペットなどに染み込んだ灯油を吸い取る時は、擦らずに上から押し付けるようにして吸い取ります。擦ってしまうと、カーペット生地を傷めることがありますので注意してください。
- ある程度灯油を吸い取れたら、粉末の洗濯用洗剤を振りかけます。※洗剤に灯油を吸着させます。洗剤の代わりに、重曹や小麦粉でも代用出来るようです。
- 灯油が吸着した洗濯用洗剤を掃除機等で吸い取ります。
- ぬるま湯に中性洗剤を少量溶かして、布(タオル等)に含ませ、灯油をこぼした部分を軽く叩きます。
- ぬるま湯を含ませた布(タオル等)で、軽く叩くように中性洗剤を拭き取ります。
- 乾いた布(タオル等)で、水分を拭き取ります。
- 風通しを良くして乾燥させます。
ここまでやれば、かなり灯油の臭いも取れていると思います。
もし臭いが残っている場合でも、上記4~5の手順を繰り返すことで、灯油を除去することが出来ます。
まとめ:灯油をこぼしたらすぐに対処を!!
いかがでしたでしょうか?
車内に限らず、灯油をこぼしてしまった時は、すぐに灯油を吸い取ることが重要です。灯油は揮発に時間が掛かる為、すぐに吸い取ったとしても臭いがなかなか取れません。
また、時間が経つとシミとなってしまう恐れもあります。万が一こぼしてしまった場合は、すぐに対処して手遅れとならないようにしましょう。
車で灯油を運搬する際は、しっかりと容器を固定して転倒・落下防止処置をするようにしましょう。運搬用トレーを利用すると、より安心です。
今回は車内へ灯油をこぼした際の対処法について紹介しました。
灯油をこぼす事故は、暖房器具への給油時にも発生しています。灯油は引火性がありますので、くれぐれも火の取り扱いには注意しましょう。給油時は暖房器具のスイッチを必ず切るようにしましょう。
まだまだ灯油を扱う機会は多いかと思います。
事故に気を付けて、快適な冬をお過ごしください。
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